瀬戸内海東部に位置する 淡路島 は瀬戸内海で最大の島です。本州とは1998年に開通した「明石海峡大橋」で、四国とは「大鳴門橋」で結ばれており、高速船や高速バス、自家用車、原付自転車で上陸することが可能です!
淡路島には空港が無く、電車・新幹線などは通っていません!
フェリー(高速船)で渡るのは原付までが限界!
本州から淡路島へのアクセスは明石海峡大橋を通る手段が一般的かと思われますが、GWや夏休みなど連休のピーク時には交通渋滞が発生しやすいため、混雑を避けるためには別の交通手段を検討したり、時期の選び方が重要かもしれません
明石海峡大橋/高速道路
明石海峡大橋は高速道路なので 原付など125cc以下のバイクは通ることができません。また、海岸付近には入口がないので垂水JCT(ジャンクション)などから高速道路に乗る必要があります!
下の地図は明石駅あたりから車で淡路に向かう場合のルート案内ですが、高速道路に乗る必要があるので、ぐるりとまわる必要があります!
通常料金・片道2,410円(垂水JCT-淡路IC)
明石海峡大橋を渡る場合、ETCを利用しない通常料金は かなり高め に設定されています。よほどの理由がない限りETC非搭載で淡路島に行かれることはオススメしません
- 普通車:2,410円
- 軽自動車:1,940円
ETC利用・片道910円(垂水JCT-淡路IC)
複数人での移動、淡路島についてからの移動の利便性を考えるとETCを利用した車が一番です!
- 普通車:910円
- 軽自動車:760円
ETC料金は2014年4月の高速料金改定により安くなり、現在ETC料金は平日でも休日でも一定となっています。2019年からは距離制の新料金が適応されています
高速バス かけはし号(高速舞子-淡路IC)片道470円
行き先が決まっていたり、淡路についてからの交通手段があるのであれば高速バスも活用できますね!バスで淡路に渡る場合は舞子バスストップ(高速舞子)や学園都市に行く必要があります。
舞子バスストップは神戸・大阪方面と淡路島・四国方面を結ぶ高速バスの多くが経由しています。ただし深夜(0時から5時まで)には閉鎖されるため、停車するバスは昼行便のみとなります
- 大人・・・470円
- 小人・・・240円
- 回数券:4枚綴り・・・1,510円
また、淡路交通株式会社の島内路線バスが2日間乗り放題となる「淡路島フリークーポン」も販売されています。車ではなく島内で宿泊するのならお得かも!?
高速船ジェノバライン(明石-岩屋)片道600円
明石淡路フェリー(通称・たこフェリー)が平成22年11月に運航休止して以降125cc以下のバイクは本州-淡路島間を通行する手段がありませんでしたが、ジェノバラインで2015年9月から125cc以下のバイクも積載も可能になりました。
※ ただし、バイクが積載可能な船舶は「まりん・あわじ」に限られますので便が限定されます。
- 大人・・・600円
- 小人・・・300円
- 自転車・・・280円
- 小型自動二輪(125cc以下)・・・550円
- 回数券:大人5枚綴り・・・2,700円
- 回数券:大人11枚綴り・・・5,600円
- 回数券:大人23枚綴り・・・11,100円
- 回数券:小人11枚綴り・・・2,750円
【航路廃止】明石淡路フェリー(たこフェリー)
明石市街地と淡路島を結んでいた「明石淡路フェリー(通称たこフェリー)」は、明石海峡大橋が開通するまで地元の交通の要としての重要な役割を担っていましたが、2010年から運休・2012年に廃止されました。その後、ジェノバラインに「まりん・あわじ」が就航する2015年まで125cc以下のバイクでは明石海峡を渡る手段はありませんでした
淡路島への交通手段まとめ
金額的にはどの手段を使ってもそれほどお高くはありません。もちろん岩屋や淡路ICまでの価格ですので、洲本や南淡まで行くのであれば別ですが。観光でいろいろな場所を回るのであればやはり ETC装備の車が一番効率が良い かと思います。ETCカードを忘れてで淡路に向かうことがないように注意しましょう!
また、とりあえず淡路に渡るだけであれば ジェノバライン を使うのが明石駅から徒歩圏内で楽ちんですね♪原付の場合もジェノバライン確定です。