人口動態とは「ある一定の期間における人口の変動のこと」で一年間の人口の変動を指します。 人口の変動の理由としては、出生・死亡・結婚・離婚・移転などがありますね!

今回は2024年(令和6年)中の明石市の人口動態についてまとめてみました!

昨年(2023年)のデータはこちら!

明石市の人口の動き(令和6年中の人口動態)
2024年(令和6年)中の明石市の人口動態は、人口増加数が475人(前年比881人減少)で12年連続の人口増加となっています。明石市の人口(令和2年国勢調査人口による推計)は2025年1月1日時点で306,505人となっています

転入・転出などの社会動態では12年連続の増加で、出生・死亡の自然動態は減少となりました
- 人口は12年連続の増加
- 自然動態は減少
- 社会動態は12年連続の転入超過
明石市の自然動態(出生・死亡)
令和6年中の自然増加数(出生数-死亡数)は△954人で、前年より400人減少となっています。自然動態は平成29年から6年連続で減少しており、昨年7年ぶりに前年より増加となりましたが、今年は再度減少となりました

純粋に出生数よりも亡くなる方の数のほうが多くなっているんですね
自然増加数
△954(前年比 400 減)
出生数
2,562(前年比 170 減)
死亡数
3,516 (前年比 230 増加)
明石市の社会動態(転入・転出)
続いて令和6年中の社会動態をみると、転入 11,965 人(前年比 98 人減)、転出 10,536 人(同 383 人増)
で 1,429 人(同 481 人減)の転入超過となっています。転入超過は12年連続となっています

子育て世帯の転入増加の影響が大きそうですね!
明石市では平成11年から平成18年まで8年連続の転出超過が続き、平成22年からも3年連続の転出超過となっていましたが、平成25年から転入超過に転じ、平成29年には超過数は2,414人と大幅に拡大していました
社会増加数
1,429(前年比 481 人減)
転入数
11,965(前年比 98 人減)
転出数
10,536(前年 383 人増)
明石市内エリア別の人口動態
本庁地区
自然減少 491 人
社会増加 716 人
市内移動による減少 260 人
合計 35 人減少
令和2年から2年連続の人口増加だったが、令和4年は人口減少に。令和 5年は人口増加に転じたが、再び人口減少になっています
市内移動による減少は平成24年から13年間続いている状況
大久保地区
自然減少 57 人
社会増加 715 人
市内移動による増加 156 人
合計 814 人増加
平成14年から23年連続の人口増加で、市内移動による増加は平成24年から13年連続
魚住地区
自然減少 241 人
社会増加 72 人
市内移動による減少 18 人
合計 187 人減少
令和 4 年から3年連続の人口減少
二見地区
自然減少 165 人
社会減少 74 人
市内移動による増加 122 人
合計 117 人減少
令和4年は人口増加でしたが、令和5年から2年連続の人口減少に
令和6年度の増加エリアは大久保エリアのみとなっていました。大久保地区は平成14年から23年連続の人口増加となっており、市内移動による増加も平成24年以降13年間続いています。数年前まで町名別で見た人口は長年魚住町清水が1位でしたが、現在は大久保町大窪の人口が最多となっていますね!

明石市の人口動態まとめ
明石市の人口は12年連続増加しており、大久保地区の人口増加はイメージ通りでしょうか!?

2025年からJR西明石駅南側の再開発工事が始まっているので今後は本庁地区の人口も増えそうですね!

明石市は2020年国勢調査(10月1日時点)の速報値で人口が30万3838人となり初めて30万人を突破。現在も人口は増加傾向ですが、自然動態が減少傾向であることや合計特殊出生率が1.62であることから減少に転じることは避けられなさそうですね

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