人口動態とは「ある一定の期間における人口の変動のこと」で一年間の人口の変動を指します。 人口の変動の理由としては、出生・死亡・結婚・離婚・移転などがありますね!
今回は2022年(令和4年)中の明石市の人口動態についてまとめてみました!
明石市の人口の動き(令和4年中の人口動態)
2022年(令和4年)中の明石市の人口動態は、人口増加数が555人で10年連続の人口増加となっています!
転入・転出などの社会動態では10年連続の増加ですが、出生・死亡の自然動態は6年連続の減少となっています
- 人口は10年連続の増加
- 自然動態は6年連続の減少
- 社会動態は10年連続の転入超
明石市の自然動態(出生・死亡)
令和4年中の自然増加数(出生数-死亡数)は△745 人で、前年より422 人の減少となっています。自然動態は平成29年から6年連続で減少しており、減少幅は過去最大となっています
純粋に出生数よりも亡くなる方の数のほうが多くなっているんですね
自然増加数
△745(前年比 422 減)
出生数
2,596(同 138 減)
死亡数
3,341 (同 284 増)
明石市の社会動態(転入・転出)
続いて令和4年中の社会動態をみると、転入 11,504 人(前年比 692 人増)、転出 10,204 人(同 236 人増)
で 1,300 人(同 456 人増)の転入超過となっています。転入超過は10年連続となっています
子育て世帯の転入増加の影響が大きそうですね!
明石市では平成11年から平成18年まで8年連続の転出超過が続き、平成22年からも3年連続の転出超過となっていましたが、平成25年から転入超過に転じ、平成29年には超過数は2,414人と大幅に拡大していました
社会増加数
1,300(同 456 増)
転入数
11,504(同 692 増)
転出数
10,204 (同 236 増)
明石市内エリア別の人口動態
本庁地区
自然減少 329 人
社会増加 660 人
市内移動による減少 454 人
合計 123 人減少
令和2年から2年連続の人口増加だったが、令和4年は人口減少に転じた
市内移動による減少は平成24年から11年間続いている。
大久保地区
自然減少 92 人
社会増加 738 人
市内移動による増加 356 人
合計 1,002 人増加
魚住地区
自然減少 186 人
社会減少 120 人
市内移動による減少 44 人
合計 350 人減少
二見地区
自然減少 138 人
社会増加 22 人
市内移動による増加 142 人
合計 26 人増加
特に大久保地区は平成14年から21年連続の人口増加となっており、市内移動による増加も平成24年以降11年間続いています。町名別で見た人口は長年魚住町清水が1位でしたが、現在は大久保町大窪の人口が最多となっていますね!
明石市の人口動態まとめ
明石市の人口は10年連続増加していますが、自然動態としては6年連続の減少となっています。大久保地区の人口増加はイメージ通りですが、本庁地区が減少しているのは意外でした!
大久保はJT跡地のシエリアシティがあるのでもっと増えそう!
明石市は2020年国勢調査(10月1日時点)の速報値で人口が30万3838人となり初めて30万人を突破。現在も人口は増加傾向ですが、自然動態が減少傾向であることや合計特殊出生率が1.62であることから減少に転じることは避けられなさそうですね
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