イカナゴシンコ(新子)漁況予報
兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターが今春、瀬戸内海で行われるイカナゴのシンコ(稚魚)漁に向けた「イカナゴシンコ(新子)漁況予報」を公表しており、今年のシンコ漁獲量も3海域とも平年を大きく下回り、昨年同様厳しい漁模様が予想されるとされています!

詳細な調査結果がまとめられた資料はこちらから
(1)シンコ漁予測(概要)
播磨灘、大阪湾、紀伊水道海域とも、平年(各調査開始年から直近年までの平均値)を大きく下回る。
(2)調査結果
【産卵親魚の調査(調査期間:令和7年12月2日から令和8年1月6日)】
主産卵場である鹿ノ瀬海域での親魚密度及び産卵量指数(親魚の大きさを考慮して算出した産卵量の目安)ともに平年値(昭和61年~令和5年の平均)を大きく下回った。
【稚仔の調査(調査期間:令和8年1月19日から28日)】
1調査点あたりの平均採集尾数は、近年の不漁年の中でも分布量は低水準で、播磨灘では最低値であった。
(3)シンコ漁の予測
産卵量は非常に低水準であり、稚仔の分布量も同様であるため、今漁期も、播磨灘、大阪湾および紀伊水道の3海域ともほぼ漁獲が見込まれないことが予想される。
兵庫県/令和8年漁期イカナゴシンコ(新子)の漁況予報
神戸新聞NEXTでもニュースが掲載されており、推定産卵量は昨年の1.5倍に増えたものの平年に比べると低い値で、稚魚数は播磨灘で昨年の半分に減少しているとのことでした
2025年12月~26年1月に3海域で行った採集調査によると、推定産卵量は昨年の1・5倍に増えたものの、平年(23年まで38年間の平均値)の5%にとどまった。稚魚数は播磨灘で昨年の半分に減り、平年(24年まで13年間の平均値)の0・6%まで落ち込んだ。大阪湾では昨年の1・7倍に増えたが、平年の4%だった。
イカナゴのシンコ漁「昨年と同様に漁獲厳しい」 兵庫県が予報 播磨灘など3海域で平年を大きく下回る|経済ニュース|神戸新聞NEXT
昨年のイカナゴシンコ漁に関しては大阪湾で自主休漁となり、播磨灘も3日間で終漁となってしまっていました

いかなごの解禁日などに関する情報のまとめ記事はこちら!

今年のニュースでは、広島大学大学院統合生命科学研究科の冨山毅教授らから成る研究グループが低水準の要因を調査し、イカナゴ激減の主要因を明らかにされたというニュースがありました。原因が分かったことで、今後何か良い展開になることを期待したいですね・・・!




