兵庫県立水産技術センターが今春、瀬戸内海で行われるイカナゴのシンコ(稚魚)漁に向けた親魚調査結果を公表しています!が・・・どうやら今年も厳しそうです!
親魚密度(文鎮漕ぎ1回当たりの採集尾数)は7.8尾で、昨年よりも少し増えていますが、不漁が始まった2017年以前は20%以上だったそうなので、引き続き低い値です。昭和61年を1.00とした場合の今年の産卵量指数は0.11 となり、こちらも昨年より高くなっていますが、平年と比べると低い値でした。今後は1月下旬に稚仔の分布調査が行われ、イカナゴシンコ漁況予報が2月中旬頃に公表される予定です。
○稚仔の分布調査
紀伊水道・大阪湾・播磨灘:1月19日~21日
○稚仔分布調査結果の公表:2月上旬頃
○イカナゴシンコ漁況予報の公表:2月中旬頃
(稚仔の分布調査とその結果の公表については、天候により日程を変更することがあります)
[sc name=”official-link” ]イカナゴ・シラス情報(兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター)
1回当たりの採取数は7・8尾で、過去最少だった2年前の4・9尾、前年の5・3尾からわずかに増えた。だが、産卵数の多い生後2年以上の魚は全体の6・5%と、極端な不漁が始まった2017年以前の20%以上を大きく下回った。
[sc name=”link” ]イカナゴ産卵調査 推定は平年の6% 今春も不漁か(神戸新聞NEXT)
いかなごの解禁日などに関する情報のまとめ記事はこちら!今年もこちらのページで更新していく予定です!