そんなこと言ってもね、こちらは報道の“ほ”の字も知らないシャバゾウ・・・実は話通って無くて一般席でこっそり見て帰ることになるんですよね!
・・・報道腕章渡されました。
まわりを見渡すと他のメディア関係者が多数・・・A◯Cテレビ、サ◯テレビ、明石ケー◯ルテレビ・・・開始時刻前にはお客さんもたくさん・・・
あかし里親フォーラム ~知ってほしい 里親のこと~
そんな小心者の我々の葛藤(?)はさておき、定刻通りに「あかし里親フォーラム」開会!まずは泉房穂明石市長のご挨拶です!
明石市では、すべての子どもが家庭的な環境で生活することができるよう、平成31年度に児童相談所を開設後、まずは就学前児童の里親委託率100%を目指すとのこと。
よく考えると泉市長を公の場で見たのは初めてかもしれない・・・個人的にはジュンク堂でお会いしてご挨拶したことがあります。
続いて、厚生労働省 子ども家庭局家庭福祉課 成松課長のご挨拶と現在の里親制度に関する説明など。
“家庭”を必要とする子どもたちは全国で約4万5000人いるが、里親委託の子どもは約5000人弱。割合としては全体の17.5%ほどで諸外国と比べても日本は低い水準となっているそうです。
続いてはトークセッション、実際に里親・元里子の畑尾さん。小規模住居型児童養育事業所(ファミリーホーム)として4~6人ほどの子どもを里子として受け入れている門脇さんが登壇。
畑尾さんは簡単なインタビューが広報あかし(2017年10月1日1246号)にも掲載されていました。養育里親として20年ほど前から2人の子どもを育て、元里子(現在は養子になっている)の寛大さんは大学を卒業し、現在は養護施設で働いているそう。
話の中で印象的だったのは保護者の間や学校の中でも「あの子は貰われっ子だ」「虐待されたの?」などのワードが悪気なく出てきて「里親・里子」というものに理解がない・少ない状態にあるというお話でした。沢山の人に今すぐ里親になって欲しいわけではないが、里親について知ってほしい・理解してほしいということ、今回のフォーラムの「知ってほしい 里親のこと」というサブテーマに気付かされました。
そして、今回のスペシャルゲストであるシンガーソングライターの川嶋あいさんを迎えてのトークセッションに続きます。
川嶋あいさんは実父が行方不明で出産後実母が体調を崩し、乳児院で育ったという経歴があります。その後、お母さんの体調は回復せず3歳の時に死別。その後、養子として引き取られるまで児童養護施設にて育ちました。
物心付く前に養子になったため、養子になる際の葛藤はなく、中学生の頃に両親と血がつながってないと知った際に葛藤があったようです。
血のつながりがないことが衝撃的でショックを受けたが、真実を知った後も母親が今までと変わらず明るく元気にあっけらかんと接してくれたことで、血のつながりはそんなに重要じゃない、一緒に過ごした時間が重要なのだと徐々に思うようになっていった。良い意味で「どうでも良い」と思うようになったとのこと。
大人数の中のひとりではなく、一人だけ、自分だけを見てくれる人がいるというだけで幸せになれる、元気になれるといった言葉が印象的でした。
明石こども大使就任式
そして休憩を挟んで「明石こども大使」の就任式!
この度「明石こども大使」に任命された川嶋あいさんに委嘱状と名刺が市長から授与されました!
川嶋あいさんの「明石こども大使」としての今後の活動に期待です!
明石こども大使にも任命していただき、光栄です☆明石の子供たちに元気を届けられるように、これからもいろんなことやっていきたいです(^o^)v pic.twitter.com/E91bzEFHSV
— 川嶋あい (@kawashimaai) October 9, 2017
川嶋あいさん スペシャルライブ
そしてお待ちかね!川嶋あいさんによるスペシャルライブ!
今回のライブは以下の5曲!
- 見えない翼
- 空はここにある
- 大丈夫だよ
- 旅立ちの日に・・・
- 空色のアルバム
「旅立ちの日に・・・」は卒業ソングの定番ですよね!I WiSH時代に発売された「明日への扉」の原曲でもあるそうです!
川嶋あいさんが養子として引き取られたころは極度の人見知りだったそうで、それを心配した養父母が人見知りを治そうと音楽学校へ入れたことがきっかけで歌の道に進むことになったそう。
15歳で上京し、路上ライブを本格的に開始した際に自らに課した目標が
- 自主制作CD手売り5,000枚
- 路上ライブ1,000回
- 渋谷公会堂でのワンマン・ライブ
結果、1年弱でCD手売り5,000枚の目標を達成、約3年で1000回の路上ライブを達成しています。
川嶋あいさん囲み取材
さて、イベントは終了しましたが、その後川嶋さんは取材対応などをされていました。なんと、我々明石じゃーなるも囲み取材に参加させて頂きました!
とは言え、業務用のビデオカメラなんて物はなくデジカメ一つで参加してるので、少し身を引いて囲み取材陣を囲んでおきました。まさに2重包囲網。
取材内容はA◯Cテレビとかサ◯テレビとか明石ケー◯ルテレビとかを見ればいいと思うよ!(投げやり
そして取材終了後、ここぞとばかりに名刺交換させて頂き、早速「明石こども大使名刺」をゲット!
ちなみにこの可愛らしい似顔絵は市役所の職員さんが作られたそう!
まとめ
休憩時間に流れていた映像の中で、子どもが宿題などを忘れていった場合、実子だとそれほど問題にならないが、里親・子の場合「ちゃんと家庭で勉強を見てもらえていないのではないか?」「虐待を受けているのではないか?」「関係が悪いのではないか?」など変に疑われてしまうことがあるという話があり、偏見・差別が根強い日本特有のしがらみのようなものがあるなぁと感じました。
明石市では「あかし里親100%プロジェクト」として、「里親相談会」や「里親出前講座」などを実施しているので少しでも興味を持たれた方は是非以下のページもご覧になってみて下さい!
[sc name=”official-link” ]あかし里親100%プロジェクト―すべてのこどもに家庭のぬくもりを
今回のフォーラムの様子は明石市HPの撮れたて情報コーナーにも掲載されていますのでこちらもどうぞ!
[sc name=”official-link” ]撮れたて情報 平成29年10月9日 あかし里親フォーラムを開催~知ってほしい 里親のこと~
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