明石市立文化博物館で「エルマーのぼうけん展」が関西初開催
明石市立文化博物館で2024年3月23日(土)~5月19日(日)の期間開催される春季特別展 「エルマーのぼうけん展」の記者内覧会に参加させて頂きました!
「エルマーのぼうけん」シリーズはアメリカでの出版から76年たった今でも世界中で愛されている児童文学作品ですが、貴重な原画や資料を展示する展覧会は関西で初めての開催になります!
シリーズの順番どおり「エルマーのぼうけん」、「エルマーとりゅう」、「エルマーと16ぴきのりゅう」の順で、131点の原画が展示されているほか、体験型の展示もあり子どもから大人まで楽しめる仕組みになっています
原作に沿って桟橋を渡り、ジャングルを抜ける造作があって・・・色んな動物がいてワクワクしちゃう!
桟橋を過ぎるとワニの背中に乗る事もできます(踏むとそれぞれ異なるワニの声が!)
ワニの背中だけかと思ったら顔もひょっこり!会場のあちこちに、物語の印象的な一節が展示されているのも要チェックですね!
「エルマーのぼうけん」シリーズの挿絵は、著者のルース・スタイルス・ガネット氏の義母であるルース・クリスマン・ガネット氏によって描かれています。原画は本で見るのと同じサイズで、小さい紙に細かく書き込まれた鉛筆画は繊細で見ごたえたっぷり!
手で破いた紙のようなキャプションも冒険感があってとっても素敵!
挿絵は全て鉛筆画ですが「エルマーとりゅう」や「エルマーと16ぴきのりゅう」の表紙・裏表紙など合計4点のカラーの原画も展示されています
こちらのぬいぐるみはグッズなのかと思いきや、作者がりゅうの動きを再現するために自作したぬいぐるみなのだそう!
りゅうを怖い存在ではなく心優しい存在として表現するために細部までこだわっており、挿絵を担当した義母に詳細にイメージを伝えるために使ったのだとか!
確かにりゅうの仕草がとにかく可愛いから怖いイメージがないかも!
シリーズ最終作となる「エルマーと16ぴきのりゅう」の展示の中には、ボリスの大きな人形が設置されており抱きあうシーンを再現することができます!
写真撮影・SNS投稿OKなので心置きなく・・・(ギュッ
ぜひ赤いボーダーシャツを着て撮影したいですね!
続いて1階の展示室には、著者のガネット氏の写真や幼少期の資料、日本語翻訳をされた渡辺茂男氏についてのパネルなどが展示されていました
ガネット氏は1923年にニューヨークで生まれ現在101歳。小さなころからお話を考えるのが好きだったのだそうで、幼い頃にお話や絵を書いたノートや自作の小さなオブジェ、多くの写真が展示されていました
日本語翻訳をした渡辺茂男氏の紹介パネルでは、エルマーの翻訳は表現が難しく容易ではなかったことなどが紹介されています
更に展示室の奥にはりゅうの脱出作戦を再現した展示があり、手前のパネルを操作して全てのりゅうにスポットライトが当たると特別な演出が始まります!
きゃあ素敵!ぜひ現地で体験してみてください!
また、そらいろ高原を再現した「ぼうけん図書館コーナー」は、ぼうけんに関する書籍を自由に閲覧できるコーナーで、著名人が選んだ100冊のおすすめ本が週替りで掲示されています
大人も子どももワクワク楽しめ、さらに名作の裏側を知れて満足!
そんなこんなで、様々な展示を堪能したら最後はグッズの物販コーナーが気になりますよね・・・!
可愛いエルマーとりゅうのグッズが沢山!ぬいぐるみにTシャツ、限定グッズまであるだ・・・と?
物販コーナーでは100種類を超える様々なグッズが販売されていますが、デザイナーの三宅瑠人さんが原作者の許諾を得てデザインしたイラストを使用した明石ビジュアルグッズは売り切れ次第終了なので早めにゲットしたいところ!
明石ビジュアルグッズはTシャツ、マグカップ(2種類)、お皿があり、明石の老舗菓子店である「富士の山菓舗」と「くるみや」とコラボしたお菓子も販売されています!
食べるのが惜しくなっちゃうけど、お値段も手頃でお土産にもぴったり!
ポストカードや文房具、ノートなど定番のグッズのほか、エルマーの冒険のおとものキャンデーや歯ブラシまで色々ありますのでじっくり選びたいですね!
ポストカードぉぉ!いやリュックも素敵じゃあぁん!(全部欲しい)
ちなみに東京・立川の「PLAY! MUSEUM」で開催された際には「りゅうのぬいぐるみ」・「りゅうのぬいぐるみマスコット」・「エルマーとりゅうのウォータードーム」・「エルマーのぼうけん アートボックス」あたりが大人気で売り切れてしまっていたそうです!
ぬいぐるみはもちろんだけど、ウォータードームもアートボックスも可愛くて欲しくなる!
息子氏には5・6歳児から楽しめる「エルマーのぼうけんすごろく」をプレゼント!
他にも、明石のまちとの連携を大事にしており、周辺商業施設とのコラボイベントが開催されるほか、エルマーサポーターによるコラボ商品が各店舗で展開されます!(明石市立文化博物館での販売はありません)
コラボ商品が販売されるのは「ダンマルシェ」、パイ専門店「PiesaQ」、グルテンフリーカフェ「GF Kitchen」となっています。それぞれ公式HPやSNSなどをチェックしてみてくださいね!
スペシャルトークなどは締め切りとなっていますが、一部関連イベントは予約可能なものもありますので、明石市立文化博物館の公式HPでご確認ください!
春季特別展 「エルマーのぼうけん展」
明石市立文化博物館 1階特別展示室及び2階ギャラリー |
2024年3月23日(土)~5月19日(日) |
会期中無休 |
大人 1,000円 大学・高校生 700円 中学生以下無料 |
2023.4.23
明石市立文化博物館
住所 | 〒673-0846 明石市上ノ丸2丁目13番1号 |
電話番号 | 078-918-5400 |
開館時間 | 9:30~17:30(入館は17:00まで) ※ 特別展開催時 9:30~18:30(入館は18:00まで) |
休館日 | 毎週月曜日 |
https://www.akashibunpaku.com/ |
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