もうすぐ節分っ!!
美味しい海苔を求めてノリノリで行ってきました東二見漁業協同組合!!
明石のりは海苔網をを海上に張り込む「浮き流し式」という方法で養殖されており、「刈り取り船」で海苔を刈り取ります。
・・・テンションは上がってても寒い・・・取材日の気温は3度でございます。組合長の大西さんは「こんな寒い日にわざわざ大変やなぁ。外出んの嫌や」と言いながらも優しく案内してくださいました!(感激っ!)
大西さん曰く休ませてる間もタンクに酸素を入れることで味の向上を図っているそうです!
その後、何工程にも分けて海苔を洗いながら異物などを取り除き・・・
最終的に真水で塩分を抜き、熟成させた後ミンチ状に加工され・・・
海苔の重さが規定量になるように「生海苔濃度調整機」というニッチなネーミングの機械で調整されます。
次の段階では流れた海苔が一瞬で四角になるという謎技術満載の工程を経て、どんどん乾燥させられていきます!
乾燥した海苔はズンバズンバビューンビューンとレーンを流れて・・・
自動海苔選別機という不思議技術の詰まった機械で選別されていきます。
こっそり覗いたモニターには「良品枚数」や「形状不良」、「異物不良」などの枚数が表示されていました!
謎技術で選別された乾燥海苔たちは10×10の100枚にまとめられ(自動で)ラベルが付けられていきます(自動で)
人の目で1枚1枚丁寧に確認し、品質・等級ごとに区別され出荷されるとのこと!
・・・
東二見漁協産の初摘み海苔「薫黒」は二見町東二見の「東二見漁協(旧みなと記念ホール)」で販売されていますので、気になる方は是非どうぞ!
https://akashi-journal.com/gift/kunkoku/
※「特選焼きのり」は完売済み
まとめ
近年では瀬戸内海で養殖するノリの色落ちを防ぐため、ため池にたまった栄養分を海に流す取り組みが行われており、つい先日も東二見の新池で「かいぼり」が行われました!
ノリの色落ちの原因は、川を通じて海に流れ出る窒素やリンなどの栄養分が少なくなったためとされている。窒素やリンは土に多く含まれ、雨に流されてため池に蓄えられる。泥にはこの栄養分が多く含まれているため、泥をかき混ぜて泥水を海に放流すれば色落ちの改善につながる。
[sc name=”link” ]ため池の栄養分を海へ放流 明石で「かいぼり」(神戸新聞NEXT)