写真洗浄ボランティア「真備町写真洗浄@あらいぐま明石」の活動を見学してきた!

ボランティア活動に興味はあるけど・・・

日々のあれこれや、家のこと仕事のことでチャレンジできていない!ワタワタ主婦 こまさん です!

今回は明石で写真洗浄をされているボランティア団体「真備町写真洗浄@あらいぐま明石」の活動を見学してきました!

写真洗浄はその名の通り自然災害で汚れた写真洗浄するボランティア活動です。水没して腐食した写真は時間が経つとどんどん劣化してしまうので、乾燥させ、腐食した部分を取り除きくことで劣化を防ぐことが出来るのですが、被災直後の混乱で写真を捨ててしまい後で悔やむ人は珍しくないそう

まさや

被災後は生活基盤を整えるのが最優先になるので、写真や動画などの思い出に関しては後回しにしちゃいますよね

こまさん

頻繁に見返すワケじゃないけど思い出(写真)が無くなった喪失感は想像するだけでも苦しくなりますね

真備町写真洗浄@あらいぐま明石は月に1~2回ほど明石駅前の「アスピア明石」北館7階の学習室で活動されており、その都度集まったメンバーで写真洗浄の作業をされています

迅速に対応が必要な写真の乾燥は現地のボランティア団体が対応しており、その後各地の団体に送られ洗浄作業にあたっているのだとか

実際の作業は腐食して黄色くなった(赤くなったり青くなったりしていることもあるそう)部分を水で濡らしたウェットティッシュやウエスで拭き取り、乾燥させるのが基本的な流れです

写真“復元”では無いので一度腐食した部分は洗浄すると下の写真のように白くなってしまいますが、きちんと処置すれば劣化を止めることが出来るので大事な部分を残せる可能性があるのだとか

こまさん

洗浄前・後の比較はこちら。腐食部分が綺麗に処理されています!

乾燥後は水洗いで取り切れなかった部分をエタノール・無水エタノールで洗浄し乾かして完成です

まさや

私も実際に1枚洗浄作業を体験させて頂きました!

最初は水で濡らして大丈夫なのかな?と不安でしたが、実際に触ってみると大丈夫なのが分かりました。1枚洗浄しただけのウェットティッシュがこんな状態に・・・!

こまさん

比較的腐食の少ない写真でしたが水害の影響を感じますね・・・!

しかし、作業自体は難しいものではなく力もいらないので、お子さんやお年寄りでも気軽に参加できる作業でした!

この“写真洗浄”というボランティアが注目され始めたのは2011年の東日本大震災からで、2018年(平成30年7月)の西日本豪雨でも多くの被害があり多数の写真が洗浄されたそう

今回お邪魔させていただいた「真備町写真洗浄@あらいぐま明石」の代表を務める中南さんも20代で阪神淡路大震災を経験し、長らく思い出したくないとの気持ちから震災の爪痕が残る思い出などを避けていたそうですが、20年が経ったことを機にボランティアに参加するようになりました

その中で写真洗浄と出会い、現地に行かなくても出来る、子どもでも役に立てるという事を知り「真備町写真洗浄@あらいぐま明石」を立ち上げられたのだそう。写真洗浄はマイナーなボランティ活動でしたが、二宮和也さん主演で2020年に公開された映画「浅田家!」でも描かれたことから近年、更に注目が集まっています!

「真備町写真洗浄@あらいぐま明石」では活動日程をTwitterでお知らせされているので、興味がある方は気軽に参加してみてはいかがでしょうか?

DATA

2022.8.10

真備町写真洗浄@あらいぐま明石

公式HP:https://fanblogs.jp/akashisenjyou/

※内容は記事作成時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合があります

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