2021年12月にビルの耐震性能が判定指標値を大きく下回ることが判明した「らぽす(明石商工会館)」ですが、所有会社が取り壊す方針を固めたそうです!
神戸新聞NEXTの記事によると改修には4億円以上かかるようで、改修しても使える期間が長く見込めないことから取り壊しが決定したそうです
昨年実施した耐震診断によって、大地震が起きると倒壊や崩壊の恐れがあることが判明。耐震工事をするか検討したが、改修には4億円以上かかる上、改修しても使える期間がそれほど長く見込めないため取り壊すことにした。
テナントへの説明会はこれまでに2回開き、退去に向けて話し合っているという。臨時株主総会では、耐震診断の結果を説明するほか、明石商工会館の株式の約67%を所有する大東通商(東京)が他の株主から株式を買い取ることを提案する。
明石商工会館「らぽす」取り壊しへ 築70年超、耐震基準満たさず 改修費4億円以上とも
2022年5月に入ってから1階にある「olive×茶々(オリーブクロスチャチャ)」がビル取り壊しを理由に2022年5月31日(火)で閉店されることを発表されていました
その他の店舗なども閉店・移転などがあると思われますね・・・!
耐震性能の問題発覚以降、5階の「明石市民ホール」は使用中止となっており、同規模の「明石市民会館中ホール」・「西部市民会館ホール」での明石市民ホール代替公演企画の募集が始まっています
長い間、市民の皆さんに「らぽす」の名で親しまれてきた明石駅前の複合ビル5Fの市民ホールが2022年7月より利用できなくなりました。小さなホールですが交通の便がよく、ご利用される方から音が大変よく響くと評判の高い ホールでした。そこで明石市民会館では今までご利用いただいていた皆さまが演奏会やコンサート、発表会などを開催いただけるよう市民ホールに代わるホールをご提案します。
<5/31締切>2022年度明石市民ホール代替公演企画 大募集!
ご提案する会場は舞台装置もある本格的なホールです。音楽、演劇、ダンス、伝統芸能など、ジャンルは問いません。どしどしご応募下さい!!
「Is値(Seismic Index of Structure)」とは建物の耐震性能を表すための指標で、数値が高いほど建物の安全度も高くなり、0.6以上であれば震度6~7程度の地震でも倒壊または崩壊する危険性が低いとされています
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