神戸市に本社がある「キムラタン」が本業のベビー・子ども服事業を大幅に縮小すると発表し、現在全国に220ある店舗のうち210店舗を閉鎖するようです!
運営する約220店舗のうち約210店舗を閉鎖するほか、該当する店舗の販売員に加えて本社社員の約6割に相当する約40人の整理を行うとのこと
ベビー・子供服のキムラタン(神戸市、清川浩志社長)は14日、アパレル事業を大幅に縮小すると発表した。運営する約220店舗のうち約210店舗を閉鎖する。該当する店舗の販売員に加えて、本社社員の約6割に相当する約40人の整理を行う。少子化もあって同社の業績は長らく低迷していた。コロナが追い討ちをかけ、事業ポートフォリオの抜本的な見直しを迫れた。
アパレル事業は得意とするベビー向け、女児向けに絞り込んだ上で、EC(ネット通販)に軸足を移す。2020年から取り組む不動産事業や、保育園事業やウェラブル事業などに経営資源を振り分ける。年内に徹底と縮小を完了させ、24年3月期での黒字化を目指す。
老舗子供服キムラタン、220店中210店を閉鎖へ – WWDJAPAN
キムラタンは少子化などの影響で2016年3月期から6年連続で最終赤字が続いていたようです。今後は本業をカバーするために強化してきた不動産事業を第2の柱とし早期の黒字化を目指すとのことです
キムラタンは1925(大正14)年創業。スーパーや百貨店内に出店してきたが、少子化に伴う市場規模の縮小や価格競争に見舞われ、2016年3月期から6年連続で最終赤字が続く。昨年に不採算の40店を閉じて22年3月期の黒字化を目指したが、新型コロナウイルス禍が尾を引き、5億円の最終赤字となりそうだ。
同社は早期の赤字解消に重点を置き、約220店のうち関西や首都圏などの210店の閉鎖に踏み切る。これに伴い、営業を終える店舗の販売員約220人と、本社人員の6割強に当たる約40人を削減する。今後は電子商取引(EC)を中心に販売を行い、存続させる実店舗10店は新商品・サービス開発のための情報収集に活用する。21年3月期の連結売上高は47億800万円、うちECは10億6千万円。
ベビー・子ども服「キムラタン」 少子化で赤字続き210店舗を閉鎖(兵庫経済プラス)
キムラタンの店舗は明石市内では西二見の「イトーヨーカドー明石店」3Fに「ピボッズ イトーヨーカドー明石店」があります