淡路島でおよそ7200万年前の地層から見つかった化石が新種の恐竜のものだと判明したそうです!
この化石は平成16年5月に県内の化石の愛好家 岸本眞五さんが発見したもので、島ゆかりの神話にちなみ「ヤマトサウルス・イザナギイ」と名付けられました!
「兵庫県立人と自然の博物館」によりますと、北海道大学の小林教授らのグループが見つかった化石の調査・研究を進めたところ、下あごの骨や歯の特徴が他のハドロサウルスのものと異なることがわかり、新属新種と判明したということです。
日本神話に登場する神「イザナギ」にちなみ『ヤマトサウルス・イザナギイ』と命名されました。ヤマトサウルスは、白亜紀に生息していたハドロサウルス科の原始型とみられますが、2000万年~3000万年の間、姿を変えずに白亜紀末期まで生息していた可能性があるということです。
淡路島で愛好家が見つけた化石が新種恐竜と判明!命名「ヤマトサウルス・イザナギイ」
発見された化石の実物は、2021年5月12日(水)から三田市の「兵庫県立人と自然の博物館」で展示される予定となっています!
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