神戸市長田区の復興再開発ビル「アスタくにづか3番館」の「神戸アニメストリート」が2017年6月末で閉鎖することが決定しました。
神戸アニメストリートは神戸市の震災復興事業で作られたアスタくにづかの集客不足改善のため、地域住民、市、大学などが連携して新長田駅南地区の活性化に取り組むプロジェクトの一環として2015年3月29日にアスタくにづかの3番館と5番館にオープンした商店街です。
[sc name=”official-link” ]神戸アニメストリート
売上金の不払い問題については2017年4月6日にブログで告発され、神戸アニメストリート側は公式には回答せず連絡も取れない状態が続いていましたが、2017年4月22日に公式サイト上にて「この度は、弊社の未払金によって様々なご迷惑をお掛けしていることについて、代表取締役社長である私、岸より皆様にご説明とお詫びを申し上げます。」と謝罪文が掲載されたことにより、未払い問題が事実であることが公表されました。
[sc name=”link” ]正直ものがバカをみるような世の中はくそくらえ。|r45shachou|note.html
神戸新聞NEXTでも取り上げられています。
阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区の復興再開発ビル「アスタくにづか3番館」に市が誘致し、アニメ関連店が入る商業施設「神戸アニメストリート」が6月末にも閉鎖されることが13日、関係者への取材で分かった。同施設を巡っては客足が伸び悩み、メーカーから販売を依頼された運営会社が商品の売上金などを払っていないケースが続出。「アニメで長田を盛り上げたい」として市が約6700万円を投じて開業を支援したが、オープンから2年余りで幕を閉じることになる。
[sc name=”link” ]神戸・長田のアニメ施設閉鎖へ 売上金未払い相次ぐ(神戸新聞NEXT)
さらに神戸新聞社の取材に対し、商品販売を依頼した東京都中野区のグッズ企画制作会社が、売上金など約200万円の支払いが遅れていたと主張。淡路市内の別の会社も約200万円の未払いを訴えている。
ブログや他のニュースも見ていると2015年のオープン当初から金銭トラブルが相次いでいたようで、運営体制に問題があったようですね。
「神戸アニメストリート」を巡っては、2015年のオープン当初から、同名の運営会社と取引先との間で、売上金の未払いなどの金銭トラブルが相次いでいる。取引があった複数の会社は「被害者の会」を結成した。現在、損害賠償請求訴訟などを検討している。
[sc name=”link” ]アニメ施設の取引先「被害5社で800万円」神戸(神戸新聞NEXT)
長田区活性化の足がかりになれば良かったのですが・・・非常に残念ですね。
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