兵庫県内41市町の中学部活動地域移行
公立中学校の部活動地域展開(地域移行)について、神戸新聞で兵庫県内41市町に2025年9月中旬時点の実施状況がまとめられていました!

兵庫県内41市町のうち川西市と播磨町では既に地域移行を実施されており、神戸市や淡路市など14市町は202年度内と回答し、明石市を含む18市町は2027年度以降、残り7市町は「方針などを策定中」「未定」とされたそう
学校部活動を地域クラブに移行したり、近隣校と合同で実施したりする時期は、神戸市や姫路市、淡路市など14市町が26年度内と答えた。27年度以降は、尼崎市や加古川市、洲本市など計18市町。市川町やたつの市、朝来市など7市町は「方針などを策定中」「未定」とした。神戸・阪神間は大半が26年度内に移行する予定で、川西市と播磨町はすでに実施している。
地域展開の形態別では、休日・平日とも地域クラブが運営する「完全移行」が23市町、段階的に完全移行を目指すのは11市町だった。7市町は「未定・検討中」とした。
中学部活動の地域移行、4割が26年度内に実施 都市部中心に準備進む 兵庫県内の全41市町調査|社会|神戸新聞NEXT
神戸・阪神間は大半が2026年度内に移行する予定となっており、東播磨地域の5市町の移行時期では、播磨町が2025年度から本格的にスタートしている他は、加古川市が2027年8月、明石市が2027年9月、高砂市が2028年4月、稲美町が2028年8月に実施される予定とされています。移行形態としては加古川市、高砂市、稲美町は休日・平日ともに外部団体が運営・指導する「完全移行」で、明石市はまず休日から移行する形式となるようです
明石市の方針については明石市教育委員会HPの「中学校部活動の地域展開(移行)」ページにまとめられています
中学部活動地域移行は少子化や教職員の負担軽減を背景に、中学校の部活動を外部の民間団体や地域クラブに移行する取り組みで、2023~2025年度は「改革推進期間」とされており、各自治体でモデル事業や実証実験が進められています。2026年度から6年間が「改革実行期間」となっており、休日の地域移行から段階的に完全移行する方針とされています